建学の精神
報恩感謝
本学園は、牧田宗太郎、環兄弟によって大正15年(1926年)に設立されました。
兄弟は、自分達が教育界・実業界で世の役に立つことができたのは、厳しい中にも慈しみ深い愛情をそそぎ、教育してくれた母がいたからこそだと、母への感謝と敬愛の念をつねに胸に深く抱いていました。そして、母に対する報恩の心を表すために、史情豊かな四條畷の地を選び、ここに教育の理想を実現させるべく学校を建てようと念願されました。
このようにして本学園の母体となった四條畷高等女学校が設立され、母に対する報恩感謝の念が具現化されたのです。この至純なる精神は、本学園建学の精神として後世に引き継がれ、今日の総合学園に至る発展の歩みを支えるものとなっています。
教育理念
- 人をつくる
- 教育の目的は人をつくることであり、
人をつくることは、徳、知、体三育の偏らざる実施と
その上に立つ品性人格の陶冶に依ってのみ可能です。
- 実践躬行 -じっせんきゅうこう-
- 品性人格は、単に知識を身につけるだけではなく、身をもって実際に行うことにより修得されます。
- Manners makes man
-マナーズメークスマン- - 礼儀正しい行いを身につけることが、人として成長し、品性人格の備わった人になることにつながります。
教育方針
- ■個性の尊重
- 個々の人が持つ異なる性格と特色ある才能とを尊重し、これを画一化することなく、それぞれの天賦の才能を探究し、発揮させます。
- ■ 実行から学べ
- 知識は実践を伴ってこそ価値があることを知り、「知って行い、行って知った」という過程を通じて学ぶ人を育てます。
- ■ 明朗と自主
- 自分達の未来を信じて、明るく朗らかで、何事にも自主的、積極的に取り組む人を育てます。
- ■ 礼儀と品性
- 礼儀と礼節を重んじ、自らの教養を磨く、品性豊かな人を育てます。