大阪学「大東市立歴史民俗資料館」フィールドワーク報告

2022年12月09日(金)
教育活動

12月2日(金)の「大阪学」は、東高野街道を歩き、野崎観音と大東市立歴史民俗資料館を見学するフィールドワークを行いました。

東高野街道は、平安時代に、空海(弘法大師)が京都の東寺から、和歌山県の高野山への参詣道として開いた道で、官道の一つである南海道を前身として整備され、道標が当時の姿を残しています。

また慈眼寺は「野崎観音」として親しまれ、十一面観世音菩薩(平安中期)や安産・子授け等あらゆる女性の願いを聞いてくださる「江口の君」が有名で、多くの参拝客で賑わっています。

生徒たちは、平安往時の高野詣の気分で、街道をひたすら歩き、慈眼寺に到着。参拝の後は、見頃を迎えた紅葉をバックに記念撮影をしたり、展望台から大阪平野を一望していました。

そして、大東市立歴史民俗資料館では、天下人三好長慶生誕500年を記念して「三好長慶と大東市の中世」特別展が開催されていて、奇しくも四條畷学園中学校卒業生の森井綾乃学芸員の説明のもと、築城の名手のみならず、文化人としての三好長慶を代表する(初公開の)書状と連歌集の紹介もあり、また、四條畷学園が特別展開催中貸し出している、創立間もない頃のパネル写真の前では、学芸員から「特別展を盛り上げてもらっています」ということを聞き、生徒も我がことのように喜び、自慢げな様子で帰校しました。

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