大阪学「埜辺刷子工業株式会社」フィールドワーク報告

2022年10月20日(木)
教育活動

10月14日(金)の大阪学は、交野市星田にある埜辺刷子工業株式会社を工場見学してきました。

埜辺刷子工業株式会社は、1915年(大正4年)に、大阪の地場産業に成長する歯ブラシ製造業を開始、主にアメリカに輸出していましたが、第二次世界大戦により製造休止をやむなくされましたが、戦後は国内販売に切り替え、現在ではホテル・旅館用歯ブラシではトップシェアを誇り、海外にも多く輸出され、製造数は1分間で140本、1日13万本を数えます。また近年は、環境・社会貢献問題にも積極化的に取り組まれ、歯ブラシにサトウキビ原料を使用することで、バイオマスマークを取得されています。

見学は埜辺好史社長の案内で、植毛機で、歯ブラシの柄に、1分間800本の毛を植える工程からスタートし、生徒たちはその早さと歯ブラシの毛を切り揃える正確さに、食い入るように機械を囲み、次の歯磨き粉を付ける工程では、実際に13万本分の歯磨き粉を味見?させてもらい、完成した歯ブラシを、1本1本包装機のレーンに乗せ、箱入れする工程が一番難しく、熟練工が担当するとの説明がありました。

生徒たちは記念に出来たてほやほやの歯ブラシをたくさんいただき、大満足で帰校しました。

オープンスクール 資料請求