大阪学「御領せせらぎ水路フィールドワーク」報告

2022年06月22日(水)
教育活動

6月10日(金)の大阪学は、「水郷の里 御領せせらぎ水路」をテーマに、大東市をフィールドワークしました。

大東市御領村は、鎌倉時代に集落ができ始め、標高1m50㎝ほどの低湿地のため、古くから農耕用の水路(井路)が縦横に走り、豊かな農業生産を支え、豪農の屋敷や船から物資を直接搬入出来るような「段倉」が機能的に建てられ、その町並みを残すべく保存会が「田舟」と呼ぶ木造小舟を復元し、体験運航を行っています。

生徒たちは大東市観光ボランティア団体「やまびこ」の案内で、村内をくまなく歩き、江戸時代後期に建てられた、大東市唯一の国登録有形文化財の「辻本家住宅」を見学したり、透明な水面に鯉が泳ぎ、スイレンが咲く水路を田舟でめぐり、心和むフィールドワークになりました。

また、帰路は御領村に本社を置く世界的福祉機器メーカー「川村義肢(株)」様が、生徒のために住道駅までバスを運行してくださり、各方面のご協力に感謝する一日に成りました。

 

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