卓球部「令和6年能登半島地震 災害ボランティア」報告

2024年06月22日(土)
クラブ活動

6月22日(土)、卓球部は「令和6年能登半島地震」で甚大な被害を受けた、石川県七尾市で災害ボランティアに参加しました。

部員たちは、金沢駅6時50分発のボランティアバスに乗り込み、約2時間かけて七尾市ボランティアセンターに到着しましたが、バスが進むにつれ、道路の亀裂のため、注意喚起のためのカラーコーンが目立つ道路や、ブルーシートに覆われた住宅が目立つようになり、改めて被害の大きさを実感することになりました。

到着後、七尾市職員による最終ミーティングが入念に行われ、余震時の対応はもちろん、熱中症や感染症に注意し、依頼者の気持ちを尊重し、思いやりを持って接してくださいと強調されました。

午前と午後に分かれて活動し、主に半壊し建て直す予定のあるお宅に残っていた家財道具(災害廃棄物)を運び出し、トラックに載せ集積所に持ち込む作業に従事しました。部員は慣れない作業に戸惑いながらも、「ああ助かる助かる、ありがとうね」と見守る依頼者に励まされ、あっという間に午前中の作業を終えました。

そして、本来はセンターに戻って「お昼休み」となるのですが、下水道や浄化槽が未復旧でトイレが使用できないこともあり、職員さんのはからいで(トイレが使える)集積所周辺でとることになりました。

午後は2階建ての「酒店」での作業でした。ガラス商品が多いため部員たちは安全のため長袖に着替え、集中力を保ちながらの作業となりました。とくに2階は床が抜ける可能性もあり、依頼者とも相談し、入るのは2人までとルールを決め、窓枠を使って「落とす」こととしました。作業を進める中で、依頼者の「ファミリーヒストリー」ともいうべきものも出てきて、依頼者も「今日は家の歴史も出てきたけど、これだけ片付けてくれたら、ようやく前に進めます。ありがとう」との言葉を部員に話してくださり、別れ際も、遠くまで手を振ってくださり、部員たちはこの日のボランティア活動を終えました。

追記 写真撮影にあたり、依頼者の了承を得ています。

 

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