大阪学「阪堺電車と住吉大社」フィールドワーク報告
2024年06月13日(木)
6月13日(木)の大阪学は、大阪で唯一残る路面電車を利用して、「すみよっさん」と親しまれている住吉大社をフィールドワークしました。
阪堺電車は明治30年に、軌道に乗った客車を馬が引っ張るモダンな交通機関として誕生し、数年後には電化工事に着手、ほぼ今日の姿に近い天王寺~住吉大社間の営業運転をスタートさせ、昨今は省エネルギー時代に適した低公害で便利な路面電車として脚光を浴びています。
また、住吉大社は1800年前に神功皇后により創建され、大神は「海の神」として崇敬され、海は生命の源であることから、「生命」そのものを守護する尊い神さまとして、大阪人に愛され続けています。
生徒はまずは太鼓橋の「反り」を体験、「毎年初詣に来てますが、こんなに早く渡れたのは初めて、、、」と、初詣の賑わいを話してくれる生徒もいて、国宝の住吉造本殿では、二拝・二拍手・一拝の作法を確認して、落ち着いて参拝していました。中には、大歳社まで足を伸ばし、お願い事の可否を占う霊石(おもかる石)を持ち上げ、願掛けする生徒も見られました。