大阪学「天満天神繁昌亭」落語鑑賞報告

2024年05月09日(木)
教育活動

5月9日(木)の大阪学は天満天神繁昌亭での昼席公演を鑑賞してきました。

天満天神繁昌亭は戦後長らく定席を持たなかった上方落語協会にあって、その開亭は悲願であり、その思いを受け2003年に会長に就任した桂三枝(後の桂文枝師匠)は東奔西走し、用地は大阪天満宮からの無料提供、建設費用は協会員が一丸となり寄付を募ることで、最終的に2億4千万円が集まり、同じく昭和の初めに全額市民の寄付で建てられた大阪城天守閣をもじって「平成の大阪城=天満天神繁昌亭」が2006年にオープンしました。

この日の昼席は「桂吉坊 繁昌亭大賞受賞記念公演」が組まれていて、記念口上には現上方落語協会会長の笑福亭仁智師匠も駆けつけ、桂佐ん吉さんは「今日の定席は協会のオールスターで務めてます(笑)」とあり、女流落語家の露の眞さんの「松竹梅」、そして楽屋から生徒たちを見て、初心者でもわかりやすい演目にしてくださったのか?佐ん吉さんは「時うどん」笑福亭喬介さんは「まんじゅうこわい」を演じてくださり、主任(トリ)の桂吉坊さんは「狐芝居」を演じて聴衆を引きつけ、伝統芸能落語の魅力である、聴衆に自由な発想や思考力を与えることを生徒たちも感じてくれたと思います。

 

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