大阪学「川村義肢株式会社工場見学」報告

2023年11月04日(土)
教育活動

10月25日(水)の大阪学は、大東市御領にある川村義肢株式会社を工場見学してきました。

川村義肢株式会社は、1946(昭和21年)に、戦争で手足を失った人が珍しくなく、義肢の需要が飛躍的に高まった時代を背景に創業され、現在は義肢の他にも装具、車いす、リハビリテーション器具販売を行い、また人工乳房など、人体の欠損部分を補う様々な製品も取り扱い、いずれも高度な機構と肌に似た質感の高品質な製品制作で、全国に約700社ある義肢業界のリーディングカンパニーです
見学は広報部高陽暁美氏の案内で、3階エリアからスタートし、出来上がった義手・義足などを手に取らせてもらいましたが、生徒たちはあまりに精巧な製品に驚き、そのひとつひとつの製品はすべて「オーダーメイド」で、たくさんの人が携わっている説明にうなずいていました。2階エリアでは主に車いすの製造・修理が行われていましたが、1台として同じ車いすはなく、ベルト付き、机付きの車いすや、パラアスリートの車いすなどを見学させてもらいました。また、世界で約7億人が抱えているといわれている「腰痛」の緩和のために考案された「ダーメンコルセット」を1日100枚製造できる機械も見せていただき、利用者にできるだけ早く届けたいの思いで日夜制作していると担当者から説明もありました。
また、帰路は住道駅まで会社バスも出していただき、感謝感謝の工場見学となりました。

 

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