大阪学フィールドワーク「源氏の滝と機物神社」報告
2021年12月20日(月)
11月24日(水)の大阪学は、「機織り渡来人の里をたずねて」をテーマに、交野市倉治周辺をフィールドワークしました。
交野市倉治一帯は、機織りを専業とする大陸渡来人一族が集落をつくり繁栄、機物神社はその祖先が祀られ、平安以降は七夕姫が祭神となっています。また、源氏の滝は交野山で修行した修験者が滝で身を清めた場所で、山奥のような静寂さに包まれています。
津田駅をスタートした生徒たちは、の麓をめざしひたすら進み、そのうち川のせせらぎが聞こえ、待望の落差18メートルの滝に到着、滝音に浸りながら修験道の場所であったことの名残の六角堂や不動明王の像を確認していました。次の機物神社では織姫を祀る日本で唯一の神社ということを事前学習した生徒たちは、先を競って「おみくじ」をひきましたが、残念ながら「大吉」を引き当てた生徒はおらず、機物神社の木々の生命力にあやかりおみくじを結び下校しました。