大阪学「御幸森神社と大阪コリアタウン」フィールドワーク報告
2023年09月25日(月)
9月20日(水)の「大阪学」は、大阪市生野区にある「御幸森神社」と、日本最大規模の「コリアタウン」を見学するフィールドワークを行いました。
御幸森神社は1600年前に仁徳天皇が鷹狩りの行幸(「御幸」)の際に、たびたびこの「森」を訪れていたことから創建され、近くには天皇が架けた日本最古の橋である「つるのはし(鶴橋)」跡もあります。
また「コリアタウン」は1920年以降、多くの済州島民が移住を強いられ、日本の植民地支配下から今日まで、波瀾万丈の歴史を異国で生き抜いてきた人々の暮らしが凝縮された生活の場です。
生徒たちは参拝後には日本と韓国・朝鮮との友好・共生が続くことを願って建てられた「難波津の歌碑」や、地元の人々には今でも馴染みのある「猪飼野」の玉垣を見学し、この地が古来から国際色豊かな地であったことを確認しました。
そしていよいよお楽しみの「コリアタウン」散策です。東西500メートルに160もの商店が軒を連ねて、生徒たちはチヂミ・トッポギ・サンギョプサルでお腹を満たし、デザートにはハットグやクルタレ(福糸玉)を選び、韓流気分に浸りながら帰校しました。